家庭で漢字を練習させる。とても根気のいることです。私の息子の場合、小学校4年生の時点で小学校2年生の漢字が全然書けないという状況でした。そこで、小学校2年生の漢字ドリルを買ってきてやらせることから始めたのですが、いくつか不都合な点がありました。もちろん、私の息子の場合かなり「性格」に問題があり、つまり何かと理由をつけて勉強をさぼろうとするところがあり、一般のお子さまの場合、ここまで苦労されることはないのかも知れません。
①教材をなくす。
どこにしまったか思い出せない。教材を探すうちに時間切れになる。
②ノートがない。
漢字練習ノートがどこかに行ってしまう。白紙だときれいに書けない。
③ドリルの量の多さにおびえる。
「こんなにたくさん覚えられへんで!」と最初から匙を投げる。
④目を離すと書き順がめちゃくちゃ。
書き順のお手本がないタイプのドリルだったので、親が横についていないと指導できない。
そこで、こういった問題を解決すべく、漢字練習プリントを作ってみました。
*お願い
書き順や読みなどで間違いを発見された方はご連絡ください。
また、より適当な熟語の案などがございましたらお教えください。
他にも「ここを改善したらいい」「ここが使いにくい」といったご意見もお待ちしています。
漢字練習用紙は「大」「中」「小」の3種類用意しました。A4サイズで、「大」が48字、「中」が96字、「小」が140字書けるようになっています。プリントアウトしたものをコピーして(裏表に)お使いいただいてもいいと思います。
画数順に並んでいます。お子さまが使用する教科書を参考に、学習する漢字を選択してください。
A4サイズに、4字ずつプリントされます。選択した漢字が4字未満なら、選択した数だけプリントされます。4字以上選択した場合は、1枚4字ずつプリントされます。
1日あたり4字くらいが適当ではないでしょうか。6年生の漢字181字も、最短45日程度で学習できることになります。もちろん、毎日根気よく、そして上手に覚えられればの話ですが。
4つの漢字の枠組みが、点線で区切られているのがわかると思います。この点線に沿って4つに折り、お手本を漢字練習ノート(漢字練習用紙)の横に置いて、常にお子さまの目に入る状態で練習させます。練習する分量(何回書くか)などを決めておくといいでしょう。
昨日練習した漢字の定着テストをします。このテストは、何日分かまとめて行ってもいいでしょう。
間違った漢字のプリントが残っていれば、それを使って練習をやり直します。新たにプリントする場合は、間違った漢字を含めて選択してください。